在留資格「特定技能」の介護分野で日本で働くためには、原則として介護技能評価試験等の試験に合格する必要があります。
今回は2019年(令和元年)の介護技能評価試験の予定について書いていきます。
皆様の参考になれば幸いです。
介護技能評価試験については、以下で詳しく解説をしています。↓
・【特定技能】介護技能評価試験・介護日本語評価試験を解説!
カンボジア、ネパール、ミャンマー、モンゴルでも介護技能評価試験を実施
2019年4月に在留資格「特定技能」が創設され、介護技能評価試験が実施されてきました。
これまでは、フィリピン以外では実施されていなかった介護技能評価試験ですが、カンボジア、ネパール、ミャンマー、モンゴルでも実施されることが、厚生労働省から発表されました。
介護技能評価試験の実施予定について
上述したとおり、介護技能評価試験がフィリピン以外の国でも実施されることになります。
以下に、2019年における各国の介護技能評価試験の日程を記載していきます。
フィリピンの実施予定
フィリピンでは、マニラ・セブ・ダバオで実施が予定されています。
マニラ
令和元年10月29日(火)~11月14日(木)
セブ
令和元年10月26日(土)・27日(日)、11月5日(火)~7日(木)
ダバオ
令和元年11月12日(火)~15日(金)
カンボジアの実施予定
カンボジアでの実施予定は以下のとおりです。
プノンペン
令和元年10月27(日)~30日(水)
ネパールの実施予定
ネパールでの実施予定は以下のとおりです。
カトマンズ
令和元年10月27(日)・28日(月)、11月5日(火)・6日(水)
ミャンマーの実施予定
ミャンマーでの実施予定は以下のとおりです。
ヤンゴン
令和元年10月30日(水)~11月1日(金)、11月4日(月)~7日(木)
モンゴルの実施予定
モンゴルでの実施予定は以下のとおりです。
ウランバートル
令和元年11月14日(木)~17日(日)
上記日程で介護技能評価試験の実施が予定されています。
ただし、介護技能評価試験の実施日程は、厚生労働省が発表している予定ですので、今後変更される可能性があります。
また、国際交流基金日本語基礎テストもどう日程で開催される予定になっています。
国際交流基金日本語基礎テストについては以下の記事で詳しく解説をしています。↓
・【特定技能】国際交流基金日本語基礎テストについて解説
介護技能評価試験の合格率は?
介護技能評価試験の合格率は、2019年4月と5月にフィリピンで実施された第1回・第2回の試験結果から考えると、
第1回目の試験が受験者数113人に対して、合格者数が94人となっているので、83.2%の合格率になっています。(介護日本語評価試験の合格率は、85.8%)
また、第2回目の試験については、受験者数が336人に対して、合格者数が140人となっており、合格率は、41.7%となっています。(介護日本語評価試験の合格率は、36.0%)
第2回目の方が、受験者数が多くなっておりますが、合格率は50%を切っているので、しっかりと対策をした上で受験することが必要であると考えることができます。
<参照:厚生労働省のホームページより>
「特定技能」以外で介護分野において外国人を雇用する方法は、以下の記事で詳しく解説をしています。↓
・介護分野で外国人を雇用する際の在留資格等4つの制度を解説
まとめ
今回は、2019年(令和元年)における、介護技能評価試験の実施予定について考えてきました。
在留資格「特定技能」を活用して、日本で働く外国人も今後は増えてくると考えられますので、しっかりとした知識をもっておくことが大切です。
今回の記事が皆様の参考になれば幸いです。
在留資格「特定技能」についてまとめた記事もありますので、ぜひ参考にしてください。↓
・特定技能の在留資格について解説した記事一覧(まとめ)